E135

フランスSFRの傍熱三極出力管E135です。独TelefunkenやTeKaDeのRL12T15と同等の管です。

パッと見は45と同程度に小振りのST型ですが、UVベースでカソードがバイヨネットピンに出されています。特殊なソケットが必要なためか、なかなか格好いい欧州製の純三極出力管にも関わらず、微妙に不人気です。

TeKaDe製RL12T15はカーボン(グラファイト?)プレートですが、Telefunken製のはEL32等の5極管を思わせる円筒状の板プレートです。このE135もTelefunkenと同様に円筒状のプレートとなっています。通常のST管では上部でマイカ板を使って電極を固定しますが、このE135は管壁に固定されておらず、一見、振動に弱そうな印象です。

グリッドは線材のテンションで円形を保持しているようです。グリッドの支柱にコの字の放熱板が左右に1枚ずつ取り付けられています。電極はステアタイトで上下から保持しています。

ヒーターは12.6V 0.55A、プレート損失は最大15Wです。元々がB級やC級増幅で利用する送信管なので、プレートに電流をガッツリ流すような無理はあまりさせない方がよいかも。出力管にしては増幅率が高く(μ=14.5)、内部抵抗もやや高め(rp=2.5kΩ程度)。負荷インピーダンスを高めにして、プレート損失もちょっと抑え気味で使うのがよさそうです。

SFR E135の外観E135のグリッドE135のステムE135 元箱その1E135 元箱その2

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