クラシック・ヴァルヴ

MJ誌にて「クラシック・ヴァルヴ・コレクション」を連載されていた大塚久さんによる、真空管の歴史書です。真空管の発明から発展に至るまでの様子が、豊富な写真とともにきめ細やかに記述されています。惜しむらくは、半導体の登場による真空管の衰退期の記述がないことでしょうか。

歴史書ですので、アンプの設計には何の役にも立ちません。また、近代以降の真空管についての記述はほとんどまったくありませんので、テレビ管などのいわゆる駄球については軽く触れられている程度です。真空管の歴史に思いを馳せて、古典管の写真を眺めてホゥと溜息をつく。それがこの書籍の正しい読み方かと思います。

なお、この書籍は絶版らしく、ヤフオクや古書店などでしか入手できないようです。根気強く捜してみて下さい。

  • 著者: 大塚久
  • 出版: 誠文堂新光社
  • ISBN: 441619403X
  • 価格: \4,200

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