真空管70年の歩み

“Saga of the Vacuum Tube” とともにバイブルと称される、ジョン・W・ストークスの “70 Years of Radio Tubes and Valves” の邦訳です。『クラシック・ヴァルヴ』と同様、こちらも真空管の歴史書として非常に読み応えのある一冊です。

ただ、著者が英語圏のニュージーランド人のためか、取り上げられている真空管は英語圏のものが中心となっており、他国のものに関する記述がほとんどない(Philipsでひとくくりになっている)のが玉に瑕。また、こちらは50年代以降の球や、真空管衰退期の記述がないのが残念。もちろん、読み物としては非常に興味深いですので、『クラシック・ヴァルヴ』が入手しづらい今となっては、こちらの書籍を入手しておくのは賢い選択でしょう。

  • 著者: John W. Stokes, 斎藤一郎
  • 出版: 誠文堂新光社
  • ISBN: 4416106025
  • 価格: \3,570

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