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6S45P-E単段定電流ミニワッターシングルアンプ

これも年初に作成して記事にしていなかったので、ざっくり整理しておきます。 先に作成した7963 PPアンプの熱さにいささか驚かされたので、もうちょっと発熱の少ないアンプを作ろうと思い立ち、以前から使ってみたかったロシアのトンデモ管、6S45P-E (6C45Pi-E)を使ってシングルアンプを実際に作ってみました。

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ミニワッター構想 その4

前回の回路で本当に問題ないのか検討は必要ですが、今回はそれはちょっと置いておいて、出力段に用いる球の選定を進めたいと思います。 まず何よりも先に、初段が真空管でなくFETになっている点ですが、初段と出力段を直結するために電源電圧をあまり上げたくないという一点において、このようにしました。副次的なメリットとして、大きく利得を稼げる割には出力インピーダンスは比較的低い、というポイントがあります(FETのソース接地増幅回路の出力インピーダンスは、ほぼドレイン抵抗に等しいです)。もちろん、電源電圧と電流容量が許すのであれば、初段も真空管にすることはできます。 そう、この方式のデメリットは、出力段(というか初段も含めた球)に双三極管を選べない、ということです。もちろん、片ユニットだけ使うであるとか、2ユニットをパラレルにするとかいう選択肢もない訳ではないです。しかし前者は使うユニットを変えるにははんだごてを握る必要がありますし、後者は入力容量が倍になる(=高域特性が犠牲になる)というデメリットもある訳です。

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真空管アンプ構想 その3

構成は音源-(セレクタ)-プリアンプ-(平衡)-メインアンプ-スピーカで決まり、プリアンプは6N23P-EV差動一段、メインアンプは初段6S45P-E、出力段6S4S(6C4C)で決定。とは言え、本当にこの構成で大丈夫か検討しましょう。 まずは出力段の6S4Sをフルドライブするのに必要な電圧を求めましょう。一般的な2A3の動作点、プレート250Vにバイアス-45Vで60mAを前提にしますと、45Vの2倍、90Vp-pが必要です。これは約32Vrms (90Vp-p / 2 / 1.4142)になります。 初段6S45Pの増幅率は約52です。実際に負荷を与えると多少値は小さくなりますので、ここでは概算として利得を40倍とします。そうすると、負帰還なしの状態で入力には0.8Vrms (32Vrms / 40)が必要となります。負帰還を3dB程度掛けるとすると、負帰還ありの状態では1.1Vrms (0.8Vrms * 1.41)の入力が必要です。 プリアンプのライン入力が最大1Vrmsとすると、必要なプリアンプの利得は1.1倍となりますが、ちょっと心許ないです。平均的なライン入力は0.5Vrms程度と見做せば、プリアンプの利得は2.2倍となります。 メインアンプ初段の利得をもう少し稼げるとよいのですが、まあ問題ないでしょう。不平衡入力の差動アンプだと初段の利得は1/2されてしまうのですが、平衡入力の場合はそうならない分、利得を稼げるのがいいトコロであります。

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6S45P-E

ロシア名6C45Pi-E。低rp高μの三極電圧増幅管ですが、ミニサイズの出力管としても扱えそうです。 低rp(1.2kΩ程度)高μ(50程度)の宿命として、当然のように高gmです。gmが10mSほどの6DJ8/ECC88でさえ発振に注意とよく言われますが、gmが40mSもあるこの6S45P-Eはどこまで注意すればよいのやら、という感じです。言うまでもなく発振止めのグリッド抵抗は必須でしょう。もしかしたらプレートにもコイルを巻いた抵抗を入れた方がよいのかも。 とは言え、高嶺の花になってしまったWE437Aや3A/167Mの代替としては非常に貴重だと思います。 eBayには1本$10程度でコンスタントに出品されています。国内では末広町近くのタクトさんで白箱入りが、秋葉原のクラシック・コンポーネンツでSovtekの箱入りが購入できたと記憶しています。価格はおよそ\2,000程度だったかと。ごく稀にYahoo!オークションにも出品されているようです。

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真空管アンプ構想 その2

メインアンプの出力管は6S4S(6C4C)で決まりですが、この球をドライブできる球はないものか、というのが前回。 広帯域なアンプに仕上げたいので、初段管はなるべく低rpの球を選択したいところ。低rpの定番は6DJ8/ECC88シリーズですが、μ=30前後ではちょっと心許ない感じ。低rpかつ高μと言えば6CM4/EC86あたりが候補なのですが、今回は出力管がロシアなのに合わせて、同じくロシアの6S45P-E(6C45Pi-E)というchallengingな球を選択します。

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