バランス駆動ヘッドホンアンプ製作 その3

hpa panel前回はシャーシ設計でしたので、そのままシャーシ加工までしちゃいます。

CAD画面を実寸でプリントアウトし、カッターで切り抜き、パネルに貼り付け、ポンチで穴を空ける位置をパネルに写します。パンチで付けた凹みにドリルの刃の先を当て、切削油を垂らし、まずは3.2mmの穴を空けます。より小さい(2mmぐらい)穴から空けていくとより精度が出るようですが、今回はそれほどの精度も必要ないので手抜き。

3.2mmのままでよい穴は、より大きなドリルの刃でバリ取りしておきます。大きくしなければならない穴は、ステップドリルを使って穴を広げます。切削油が切れると切れ味が悪くなって位置がズレたりしますので、適宜切り口に垂らしながら穴を広げます。

今回はXLRレセプタクルの穴がφ22と大きく、手持ちのステップドリルでは20mmまでしか空けられません。とりあえず20mmの穴を空けてから、後ほどやすりで穴を大きくしていきましょう。

すべての穴を空け終えたら、CADの図面と見比べて問題ないことを確認します。バリが残っていないか確認し、もし残っているようであればバリ取りナイフなりドリルの刃なりでバリを取ります。バリが残っていると怪我をしたりしますので、要注意です。

穴開けが済んだら、切削油を洗い流します。水だけでは落ちませんので、石鹸や洗剤をつけてしっかり洗い流しましょう。

油を落としたら、現物を当てて問題なく部品を取り付けられることを確認します。先送りにしていたXLRレセプタクルの取り付け穴も、ここで広げます。闇雲に穴を広げると穴がズレたりしますので、適宜、現物を当てて確認しながら作業を進めましょう。今回は、VRを留める穴が少しズレてしまっていたので、これもやすりで削ってVRがちゃんと留まるよう直しました。

やすりで削って出た金属粉を片付けて、すべての部品をパネルに取り付けてみましょう。問題ないことを確認できたら、パネル加工は完了です。

ついでに、VRの軸が長すぎるようであれば、切断します。軸はアルミ製ですので、糸ノコ(金工ノコ)が必要です。また、軸を固定するために、万力も用意しましょう。この時注意するのが、VRの本体を固定するのではなく、切断される側の軸を万力で固定するということです。こうしないと、VR本体側の軸受がダメージを受け、VRに不具合を来してしまいます。今回は先端か12mmほど切断しました。切り口にバリが残ることがありますので、軸を押さえて軽くやすりをかけ、バリを取っておきましょう。

糸ノコは、ピンと刃を張って、あまり力を入れすぎず、糸ノコの自重+αを掛け、きれいに刃を往復させないと、簡単に刃が折れてしまいます。ご注意を。

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